わけるくん研究会メンバー 「私がわけるくんにハマった理由」
違うわけ方への驚き、それもありなんだ!と感じられた
2022年、最初のFocus on わけるくんインストラクターは、わけるくん研究会メンバーが登場。 テーマは、「私がわけるくんにハマった理由(わけ)」です。 トップバッターは、わけるくんを作った関代表からスタート!毎回新しい分け方に出会える。結果が違うことが面白い」これにつきます。10年以上前ですが、毎月1回、公園で開催されていたマルシェで整理収納アドバイザー×おもちゃインストラクターとして相談会を実施していました。3歳から80代の方まで、さまざまな年代の方にわけるくんでわけてもらいました。何年やっても興味深い結果に出会えるのが、わけるくんにハマった理由です。
松本 2013年に整理収納アドバイザーになって以来、これを仕事にしていくためのツールを探していました。わけるくんに出会ったのは2017年。自分のこと(クセ)を発見したし、楽しかったし、関先生がおっしゃるように、本当に皆、違うわけ方だったことに驚きました。これだけの(シンプルな)ツールでこれほどまでに気づきがあるということに感心して、わけるくんに関わりたいと思うようになりました。
石渡 整理収納フェスティバルでわけるくんを体験したのが出会いでした。体験者に話しかける言葉数や声掛けの仕方が人によって違うことも印象的で、「それもありなんだ!」と感じた記憶があります。その後に受けた入門講座で、私以外の方は皆、きっちりわける派でした。アドバイザーってきっちり整える人でなければいけないのかなと少しモヤモヤしていた時期だったので、「ルールがあってわけていれば、きれいでなければいけないわけじゃないんだ」と、2級認定講座で学んだこととリンクするなと思って腑に落ちたのがわけるくんを面白そうと思えたきっかけでした。
何にでもなれるところが好き、受講者に寄り添えるのが好き
丸 私は2回入門講座を受けています。実はその講座を受ける前に先輩アドバイザーさんについて、イベントに参加し、わけるくんを使ったんです。そこで体験してくださった方が、「これすごいですね」と感動してくださって、これはしっかり使い方を学びたい、学ばなきゃと思いました。入門講座を受けた時は、石渡さんが言われていたように、私もアドバイザーとしてこうでなければいけないんじゃないかと、よそ行きでした(笑)。自分の本当の意思を表現できたのは後々です。最近はわけた方がご自分で「私ってこうなんですね」とおっしゃるのを聞くことが多いですね。気負わずわけるくんを使えるようになってきました。
副島 私は整理収納アドバイザーの資格取得後、すぐに認定講師になりました。講座を開催したいという思いからツールが欲しいと思ったのが受講のきっかけです。同じ日に受講したあるアドバイザーの方のわけ方に衝撃を受けました。それは自分の中には全くない概念で色板カードわけていて、片づけの上手い人は、こういうわけ方をするんだって、私にとっては2級認定講座のつづきのような驚きがありました。
私は一つのものを複数で見たときに、何にでもなれるものが好きです。例えば五角形の黒を見て、邪魔に感じる人もいれば、大切で墓場まで持って行きたい品だと思う人もいる。このシンプルな色板カードはなんにでもなれて、なんとでも説明を加えられるところが好き。とにかく好き! です。
内藤 私もわけるくんとの出会いはフェスティバルでした。楽しそうにワークをしているブースがあって、そこでカラフルなカードが使われていたことに目を惹かれました。2級認定講師を取得した後、わけるくんを受講、その頃すでにカラーの資格を持っていたのですが、わけるくんもカラー同様、その人に合った寄り添い型のアドバイスができる使いやすいツールだという印象を受けました。以来、カラーのイベントにはわけるくんを持参して参加しているのですが、皆さんが楽しみながら気づきを得てくださるのが嬉しいです。自分の持っているスキルにプラスアルファできるツールだなという点がハマった理由、オススメの理由です。
否定せずに肯定するツール、答えが一つでないことが最大の魅力
武田 私がフェスティバルでわけるくんを体験したのも内藤さんと同じ年です。その後、イベントでわけるくんはたくさん使ったのですが、お客様にうまく伝わらないことを経験したり、これでいいのかなという疑問がわいたので入門講座を受けました。入門講座の時は、ひたすら家族を反映させたわけ方をしていたことを覚えています。その後、イベントや作業の現場でも使っていましたが、コロナ禍になり時間が出来たことをきっかけにイントラクターを受講しました。
(詳細はFocus on わけるくんインストラクター Vol.3をチェック) ハマった理由はお客様に喜んでもらえるから。わけるくんって否定せず肯定するところが好きです。
栗原 私は編集&ライターとしてわけるくんの解説本の作成依頼を受けたのがわけるくんとの出会いでした。わけるくんを好きになったのは色板カードの中に好きな色(緑とオレンジ)が入っていたから。収納グッズにしても何にしてもアドバイザーの中では白が基本で人気だったので、わけるくんのカラフルさに心惹かれました。わけた結果から自分で気づいて説明したくなるツールであることも魅力です。解説本を作り終える頃にはその奥深さにすっかりハマりました。
それぞれのわけるくんとの出会いや、ハマった理由を改めて語りながら、メンバーの中で一致したわけるくんの魅力は「答えが一つではない」ということ。それ故に、説明しづらい、難しいというイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、整理収納の基本で学んだ「その人に合った片づけ」を導くためにとても有効なツールであることを再確認した座談会となりました。 2022年、たくさんの方にこのわけるくんの魅力を知っていただき、一人でも多くの方にわけるくんにハマって欲しい……というのが、わけるくん研究会メンバー一同の願いです。 今度とも「わけるとわかるわけるくん」をよろしくお願いいたします。
わけるくん研究会メンバー(座談会掲載順)
代表 関 美恵子 松本 智子 石渡 知里 丸 マイ 副島 千尋 内藤 加奈子
武田 美穂子 栗原 晶子 内村 恵美
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